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12月20日 時空が歪む場所 

ランドリー

終映日に立誠シネマに駆け込んで観た『螺旋銀河』はコインランドリーの映画だった。
簡単に出会うはずのない二人のあいだで簡単に交されるはずのない会話が生まれる、
それを可能にする夜のコインランドリーはどこか時空が歪んでいるような場所だ。
というようなことを劇中の女の子が言うのを聴いたとき、
思い出していたのは『Tokyo,Sora』というもう十数年もまえの映画のこと。
コインランドリーに居合わせたふたりの男女はふたりとも本を読んでいる、
その読んでいる本が同じものだと女の人が気づく、女の人は男の人に声をかける、
二人はすこし嬉しくも気恥ずかしくも小さく笑いあう、
というありふれた奇跡みたいなシーンがずっと忘れていなかったみたいに思い出された。
二人が読んでいたのは記憶に違いがなければきっと町田康の『きれぎれ』だ。
そんなことを思い出しながら歩いて帰った道、眼に入った誰もいないコインランドリー。


(Y)

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