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FUTABA+のあかさたな

FUTABA+京都マルイ店の本と雑貨とそれ以外

3月14日 バラなしには我々はそれをしない 

osaka

国立国際美術館の「エッケ・ホモ 現代の人間像を見よ」展に足を運んだ週末。「日常の悲惨」、「肉体のリアル」、「不在の肖像」という章立てのもとに、荒川修作、ゲルハルト・リヒター、アンディ・ウォーホル、フランシス・ベーコン、石内都、内藤礼、ミヒャエル・ボレマンス、森村泰昌、フィオナ・タン、ヨーゼフ・ボイス、アルベルト・ジャコメッティら内外の錚錚たる現代アートの作家たちの作品が一同に。明確な命題や意図をもたず、いかによき問いを立てられるかに重きを置いたような個々の独立した作品たちに新たな文脈を与え、あるいはそこから文脈を抜き出しながら、章立てをあえて互いに侵し交錯させてみせる展示空間は、そのほとんど終わりに作品を配置されたヨーゼフ・ボイスの「芸術は、認識を直に獲得するために存在するのではなく、体験に対する認識を深めるために存在する。単なる論理的な理解を超えたものが生じなければならない」(展覧会図録より)という言葉ともどこか響きあうよう。わたしたちはいつも自分にとって代替の効かない「それ」に出会うための適切な場所を探している。たとえば本屋の棚がそれを実現するためには?という問いもどこかから聴こえてくるような、刺激を受けた先週のこと。

(Y)

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