FC2ブログ

FUTABA+のあかさたな

FUTABA+京都マルイ店の本と雑貨とそれ以外

3月5日 「つづける」 

shef.jpg
ミシマ社の新刊『シェフを「つづける」ということ』を手に取ってページを繰っていたら五年ほど前の『ku:nel』でのオオヤミノル氏の記事を思い出した。
シェフとは少しずれるが喫茶店の話だ。
喫茶店とは何か、よい店とは、よいサービスとは何か。オオヤ氏はこう語っている。
「それは、店が店を存続させるという責任のもとに適切な利益をあげながら、お客さんのためにうまい、早い、安いを何とか実現しようとする、そういう真摯な志のなかから偶然ぽろりとこぼれ落ちてくるものでしかない」
私の思うよい店とは、多くの人にとっての日常になっている店。
毎朝のモーニング、週末の夕方、仕事の合間、映画の後。毎日でも一年に一度でもその人にとっての常になっている店。その絶対の条件は店が変わらずそこにあるということだ。店にとって「つづける」とは最低限のことであって最大の難関だ。時代は移り変わるし自分の体もいつまでも若いままではない。本のあとがきにあるように自分がどこに向かっているのか、求めるものがなんだったのかさえわからなくなることもあるだろう。
地道な努力と忍耐、柔軟性を持ち、一日一日を積み重ね「つづける」ということ。
この飛び道具の多い移り気な時代で最高にかっこいいことではないか!(F)

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://kyofutabaplus.blog.fc2.com/tb.php/547-91e845eb
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)