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FUTABA+のあかさたな

FUTABA+京都マルイ店の本と雑貨とそれ以外

3月8日 奮い立たせる言葉 

長尾智子の料理1,2,3

何度も何度もそれを日常に、習慣に、暮らしていくうえでの当たり前の作業に
取り入れようとしてきたものの、いまだに定着しきらないのが料理。
ここまで来ればもしかしたら諦めたほうがいいのかもしれない、
人には向き不向きというものがあって云々・・・、
などと言い訳めいた言葉も心のうちでしばしば呟かれるものの
いまだにそれを諦めきれないのは、
「つくる」や「食べる」が自分の生活とどこまでいっても切り離せないものであることを、
それが定着しきらない毎日を過ごしながらも日々変わらず痛感し続けるのが、
自分が選んだひとり暮らしという生活形態の常だからかもしれない。

ひとりで暮していると誰もそれを咎めたりしない。
だからこそ自分をもう一度奮い立たせるうえで、手に取った一冊から流れ出す一文を思いに留めようとする。

 自分が食べる大事なものを、面倒だという些細な理由から諦めてしまっていいのか。本当にそれでいいのか。誰でも、自分の身は自分で守らないといけない。栄養満点で、添加物もなく、おいしくて太る心配も要らないものが自然とは出てこない。また今日もでき合いの食べ物を買って、つけすぎの甘さと辛みと強い塩味の、濃い味が支配している刺激的な何かを食べてばかりでいいのか?それだけで過ごすのは、はっきり言って今の時代、格好悪い。コンビニが悪いわけではなく、君の、食生活のマネージメントの問題だ。――『長尾智子の料理1,2,3』(暮らしの手帖社)所収「料理を始めたばかりの君へ」より



大人になればなるほど、成長したいと思ったら自分で自分を育てるしかないことを思い知る。
簡単なことではないけれど、そのためのヒントはいつも本棚の中にころがっている。
諦めるにはまだ早い。


(Y)

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