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FUTABA+のあかさたな

FUTABA+京都マルイ店の本と雑貨とそれ以外

5月2日 静かなもの 

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静かなもの。 静かであること。
たとえば、朝の海辺。 寝ている子供。 平日の昼間のデパート。 嵐の前。 祭りの後。 
何かが起こる前触れ。 もしくは起こった後。

静かなもの。 静かであること。
たとえば、昔の日本映画のヒロイン。
昔の映画のヒロインのセリフは 「はい」 「えぇ」 「まぁ」 ばかり。
決して親戚のおばさんや、ヒロインの妹のことではない。
昔の映画に出てくるおばさんの7割はがみがみとこうるさいし、
ヒロインの妹の8割は 「もう、やんなっちゃう」 ばかり言ってうるさいものである。

私は静かなものに憧れる。
それは私が静かではないからだ。
人は自分にないものばかりほしがってしまう。

FUTABA+の店長がブックカバーをかける一連の所作は、
まるで喫茶店の店主が一杯ずつ丁寧にコーヒーを淹れているような、
一つの静かな世界が確立されていて、
わたしはそれを、 その静けさを、
身につけたいなあと思いながら、
今日も横目で 店長がブックカバーをかけるのを
眺めているのだ。 (i)

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