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6月18日 『shukyumagazine』を読んでいたら雨の日の試合でこそ強くなれると思っていた昔を思い出した 

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古書市で拾い上げた芦沢一洋『アーヴィングを読んだ日』にある一節を真似て今、
河原の木陰で浄められられなければならない2冊を外に持ち出した。

『SHUKYU Magazine』の後ろの方のページにブータンの子供達が
雨の中サッカーをしている津田直のスナップ2枚に目を止め、目を上げ、
対岸のテニスをしている人たちに目をやり、もう一度目をスナップに戻したとき
自分の昔のおかしな信仰を思い出した。
そう「雨の日の試合でこそ強くなれる」というものだ。
雨の日の試合ではスパイクやユニフォームがずぶずぶになり
ゴール前にだけ巨大な水たまりができたり、土や泥が目に入ったり、
それは練習では経験してない(雨の日に外で練習することがほとんどなかった)、
しようのないものでそれはそのときでないと経験ができないという種類の
経験だった。だからその日対戦相手が格上のチームだったりしたら特に下剋上的な
気分が自分の中に勝手に出来上がっていくのと(実際そんなことはない。雨の日でも
強いチームは強く、うまい奴はうまい。と知るのは大分後のこと)
味方相手合わせて22人のサッカーを抜きにした”ぼくらの人生”を雨が試しているような感覚がした。
まず率先してスパイクを水たまりに浸し、
試合中はおろか練習でもほとんどしたことが無いスライディングを試合前の練習でやり、
わざと寝転んでユニフォームを「雨仕様」にする儀式に躍起になり、
それはいつもの晴れの日の試合より張り切っていたのだった。

意味のない話を思い出させた6月晴れ間河原の木陰での読書。
雨の試合、ぼくは強くなったのだろうか。
写真のブータンの子供は夕食を知らせる鐘が鳴るまで
サッカーがついぞ止まることがなかったと書いてある。

『SHUKYU Magazine』は店頭にて販売中。(S)

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