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FUTABA+のあかさたな

FUTABA+京都マルイ店の本と雑貨とそれ以外

7月23日 悩めるミス平凡パンチ! 

ミス平凡パンチは途方に暮れていた。

「はあ。どうして私はこんなにダメなのかしら。」

ミス平凡パンチは平凡な女の子の代表であると自ら自認しているふつうの女の子である。

決して『平凡パンチ』の表紙になりそう女の子という意味ではない。

ことのしだいはこうである。

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ミス「私たちがですか?」

店長「そう、君たちに棚を任せようと思うんだ。3段だけだけど好きなようにしていいよ。」

ミス「はい、頑張ります!」

ミス平凡パンチは京都にある本屋さんで働いている。

その本屋さんはビルの6階にあるのだが、1階部分にも少しだけ本を置いているスペースがあり、そこの一角をミス平凡パンチを含む三人のスタッフに任せようと店長は言ったのだ。

ミス「よーし、頑張るわよ。」

ミス平凡パンチのもうひとつの特徴はとてつもなく『単純』なことである。

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棚を担当してからほどなくしてミス平凡パンチはあることに気づいた。

ミス「あれ、私の棚の本だけ売れてない・・・。」

他の二人の棚の本は売れているのにミス平凡パンチが考えた棚は売れ行きがよくないのだ。

ミス「むう。」

『むう』とはミス平凡パンチが困ったときに発する言葉である。

ミス「どうしよう。。」

店長「ミス平凡パンチちゃん。」

ミス「はい。」

店長「みんなの棚の売れ行きがいいからこの調子で頑張ってね。」

ミス「・・・・・・・(う そ だ!)」

ミス平凡パンチは店長の嘘に気づいていた。

ミス「(店長は中森明菜ばりに発破をかけているに違いない!from十戒)」

店長「どうしたの?」

ミス「・・・うう・・・うわーん!!」

ミス平凡パンチは悔しさのあまり逃げ出した。

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その日の夜。草木も眠るうしみつどき。

男「・・・・・・・・・・・・・のだ。」

ミス「・・・・・・誰?何を言ってるの?」

男「・・・・いいのだ。」

ミス「???」

男「これで、いいのだ。」

男は赤塚不二夫先生だった。

ミス「これで?」

赤塚先生「いいのだ。」

ミス「本当に?」

赤塚先生「もっと、真面目に、ふざけなさいよ。」

ミス「!!!!!
          はっ!夢か。」

夢から覚めたはずなのにミス平凡パンチの耳にはさっきの赤塚先生の声がはっきりと残っている。

ミス「もっと真面目にふざける、か・・・。
    ・・・・・・・よしっ!」

ミス平凡パンチは改めて、売れる棚を自分なりに考えることにした。

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次週のミス平凡パンチ「ひとまず店長の機嫌をとるためにピノを買ってくる」の巻。
乞うご期待!!

作・演出・出演:ミス平凡パンチ
協力:中森明菜さん

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