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8月21日 八月の夜にはりんごをいかが 


長引く鼻風邪になやみながらスーパーへ入ると、赤く輝くりんごの山が。
ぱっと連想したのは『銀河鉄道の夜』の列車の中、ジョバンニやカムパネルラたち一行が、みんなでりんごを食べるシーン。
思わず手にとり、手に余る丸い重みと赤さに見とれる。
そういえば子供のころは、風邪というと、いつもりんごのすりおろしが出てきたものだった。
私は買って帰って、冷たく冷やしてから丸かじりで(すりおろしはめんどうであったので)まるまる一個をたいらげた。
心なし、翌朝から鼻のぐあいが良くなった気がする。
何年ぶりかで丸かじりしたりんごは、さくさく食べられるやわらかさで、ストーリーの中で少年が「まるでパイを喰べるようにもうそれを喰べていた」というのも、なんだかよく判るのだった。

この物語は、丁度八月半ばの今ごろを舞台にしている。
「もうすっかり秋だねえ。」とりんどうの花をながめながら言うカムパネルラのセリフに、そうか、もう秋なんだとハッと思ったりする。
京都シネマでアニメーションの映画を観たり、文庫ごとちょっとづつ違う(あるいは、大幅に違う)ストーリーを読み比べたりしながら、一人しずかに『銀河鉄道の夜』に心を燃やしていた八月。
その八月もあと幾夜。

今日も、りんごを買って帰ろうか。(よ)

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